先週、千葉県のサーキットでBMWのニューモデル講習会があり、新型 S1000RR、R1200R、F800R 3機種と、それぞれの他社競合モデルにも乗ってきましたが、すでに発売されているS1000RRのインプレからお伝えしたいと思います。
モデルチェンジ前の S1000RR や、他社競合モデルと比較しても、トルク感とパワーバンドの広さに驚きました。
気温2℃ほどで、みぞれが降る中、ウェットコンディションでの試乗でしたが、ダイナミック・ダンピング・コントロールによる減衰力自動調整やダイナミック・トラクションコントロールのおかげで常に前後タイヤの接地感があり、安心してアクセルを開けることが出来ました。新型シフトアシストを使ってコーナー手前で2速くらいギアを下げた際にもシフトショックもなく、スリッパークラッチによって車体のブレもなく、全く何事もなかったかのようにスムーズに減速してくれます。
パワーバンドに関しましては、6速で40km/h以下で走ってもギクシャクしない、驚異的に扱いやすいNewエンジンに仕上がっています。上の速度域はというと…講習会の先導をしてくれた国際A級ライダーの方が、晴れた日のサーキットで試乗した際に5速で280km/h出して、そのときにアクセルはまだ全開ではなかったとのことでした! 6速まで使い切ったらいったいどこまでスピードが出るマシンなのか…
排気音もものすごくレーシーで、フルエキが入っているようなエキゾーストノートです。
弊社ショールームのS1000RR試乗車、エンジンがかかる状態にしてあります! 是非、御来店下さい♪
sakai